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研究

ブックマークについて

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現在研究目的で鋭意開発中のBM。


[代物]

・ブックマークによる知識の構造化


[目的]

・思考支援。情報過多対策。情報の整理と発想支援を狙う。

・また研究の延長としてヒトの知識の内的メカニズムにもアプローチできたらいいなあ(願望)


[手段]

・知識の構造化と視覚化を利用。

RDFによるグラフ構造をベースにするも、ガチガチのオントロジーではなくもう少し緩やかな構造を想定。

明確なノード-アーク構造だけでなく、カテゴライズによる緩やかな集合の表現も可能。

特に一度構造化して終わりではなく、ユーザーの利用頻度や目的の変化に応じた再構造化が行われるようにする。

これは時間を変数にして構造の変化(古いBMは強度を低くする)させたり、再訪問によってそのBMの強度を高くしてみせたりすることで実装。

・BM時にはそのページのURL,タイトルと、選択文字列の引用も行う。この引用は一つのページに対して複数可能で、あるページの子ノードとして表現される。また投稿対象はBMだけでなくユーザーによる直接のコメントもノードとして扱う事が出来る。

・基本的に一つのページに全てのBMが表示されるようにする。ただしgoogle mapのようにフォーカス機能を付ける事で可視範囲はある程度限定。常に全体が視界に入っている事によって「登録したら二度と見返さない」現象の阻止を狙う。ただし強度の低いBMは小さく、強度の高いBMは大きく表示。

[テスト]

・うちの教授の持ってる授業の中で学部生がレポートを書く時に使って貰う。

レポートの内容形成の過程をログから分析して、質的にまとめる。

同じテーマでこれを使う被験者と使わない被験者に分けて比較実験をするかどうかは未定。

とりあえずこれは出来てから考えよう。


参照


知識管理システムを構築したい時や新しい領域の知識の全体像を把握したい時などに知識の構造化が行われる。ナノテクノロジ知識の構造化、産業技術知識の構造化、失敗知識の構造化、医療知識の構造化など、様々な領域における知識の構造化が行われている。しかし、構造化された知識は一定領域の関連知識を集めてはいるが、特定の観点と目的に一々適切に対応することはできない。そのため、特定の観点と目的によって知識を再分類することを、「知識の再構築」と呼ぶ。構造化された知識は静的構造をもっているが、再構築される知識は変わる観点と目的に対応するために動的にその構造を変える必要がある。


知識の再構築結果から、またメタ知識へのフィードバックができ、新しいメタ知識を作ることになる。知識の本質を把握することは何らかの目的があるからである。即ち、目的や観点が変わると把握したい知識が変わる。そのため、再構築された知識からメタ知識へフィードバックされるのは自然的である。


メタ知識と知識の構造化は広く認知されているが、知識の再構築はそれほどは認知されてない。その結果、構造化された知識があっても、特定の観点と目的をもってこの知識を利用する人から見れば自分が探す知識を見つけるのが難しい。知識が再構築される仕組みがないからである。

コンサルティング

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